失敗するのは嫌だ!失敗はカッコ悪い!
このように考える方が多いように思われます。
しかし本当にそうでしょうか?
ではなぜ人は失敗を恐れるのか?
失敗することは本当に恥ずかしいことなのか?
本当におそれていることは何か?
筆者がECを副業から始めました。
当時は新たにやるべきことが見つかったことに嬉しさがあった記憶があります。
これでうまくいけば会社を辞めることができる。
これが自分の原動力になっていました。
今から感がると不思議なのですが、「失敗したらどうしよう」という思いがまったくなかったのです。当時の頭の中がどうなっていたのかは今はもう分かりませんが、失敗・成功という概念で考えてなかったかもしれません。
新たに見つけることができた自分がやるべきことに、ひたすら没頭していた記憶だけはあります。
そもそも副業・仕事の概念もなかったです。
「自分のやるべきこと」この一点でした。
その「自分のやるべきこと」を進めていけば晴れてサラリーマンを辞めることができる、という気持ちがあったことだけは覚えております。
失敗することが怖い
学生時代から現在にかけて、受験・就職・転職など失敗なくスムーズに生きてきた人ほど失敗に対する恐怖心が強いのかもしれません。
また失敗することで周囲からの評価が下がることをひどく気にする傾向があります
自分のプライドを守りたいと思うことが失敗を恐れてしまう原因だと考えられます。
失敗恐怖症の特徴 完璧主義
100%の完成度がないとダメだという思い込み。
すべてのことに対して完璧にやらないと気が済まない人は失敗を怖がる傾向にあります。
真面目な正確で少しの妥協も許せないため、失敗することを怖いと思ってしまうのですね。
ものごとを完璧にできる人はいません。
そもそも完璧にしなければならない理由などないのですから。
心配しすぎで失敗が怖い
起こってもない問題やトラブルを想像して不安になってしまう。
頭の中でぐるぐると想像を働かせ、自分の妄想で余計に心配になってしまうパターンです。
どんなことでも心配しすぎていることも、失敗恐怖症の元になることが多いです。
失敗してはならないという思い込み
「ミスをしたり過ちを起こしたりすることは良くない」と強く思っていることも、失敗を恐れる理由です。
克服するための方法
失敗は悪いことではないと
トラウマや固定観念などがあると失敗をマイナスに捉えがちになりますが、そもそも失敗は決して悪いだけのものではありません。
そこで、まずは失敗がデメリットばかりではないというように、自分の中での解釈を変えてみましょう。
「失敗したらその分もっと成長できる」とか「失敗から学べる」などのメリットに目を向けることで、失敗することを怖がる気持ちがだんだんと薄れていくはずです。
変化に対しての恐怖心がある
変化に対しての恐怖心
「こんな風に自分は変わりたい!」と思ってはいてもなかなか変われないことってありますよね。
それは人間というのは常に「今の状態がいい」と潜在意識の中で思っており、変化に対して恐怖心があるからです。
人間本来の本能でもあります。自己を維持するための本能があるからこそ、今のままでいい。今のままが安全だ。と感じるようになります。
だから、「変化」しなければいけない状況になってしまうと、不安になったり、恐怖を感じたりしてしまうんです。
目の前のことを細分化する
大きく変化することはできなくても、問題となっていることを細分化してひとつひとつ解決していくと精神的にも気楽に行動ができます。
例えば転職という変化に対しての問題の細分化
・転職サイト・ハローワークに登録する
・履歴書を作成してみる
・職務経歴書を作成してみる
・面談の際の自己PRを検討してみる
このように、やるべきことを細分化して順番に少しずつ進めることができれば、それは変化に対して対応するように努力をしていることになります。
いきなり全部は無理だと感じれば自分ができそうなことから進めていけばいいでしょう。
挑戦しないこと自体が失敗
実は挑戦すること自体に意義があり、挑戦しないことそのものが失敗という見方もあります。
挑戦しないかぎりは成功も失敗も存在しません。
失敗を恐れて挑戦しないことがすでに失敗しているのです。
ですのでなにかに挑戦してみることが大切なのです。
挑戦することは最初は小さなことから始めるのがいいと思います。そこで小さな成功体験をたくさん積んでいくのです。
それが結果的に自信にも繋がります。
一度自分に自信をつけることができれば、意外とそのあとスムーズにことが進むものなのです。
今回は以上です。