さまざまなネットビジネスがある中でEC・物販ビジネスに興味を持ってくれた方が当サイトに来てくれていると思います。
Googleで「ECビジネス」や「物販ビジネス」と検索すると、
「儲からない」「やめたほうがいい」などのキーワードがでてきますよね。
「物販ビジネスは儲からない」というようなネガティブなキーワードも出てきます。
興味はあるんだけど。。
実際のところはどうなの?
と、感じている方は大勢おります。
今回の記事では、
・本当に儲からないの?
・なぜこのような意見が多いのか?
・なぜほとんどの参入者がすぐに徹底してしまうのか?
これらの解説とネガティブなイメージになってしまう原因・それに対する僕の考えをいれてみていきます。
物販ビジネスは儲からない?
これまでEC・物販ビジネスに関して僕が携わった方々は、副業の方・個人事業で専業の方・法人化して運営している方など多岐に渡ります。
その中には
・今現在も継続している方
・すぐに辞めてしまった方
・結局、やらなかった方
などなど。
今回は、これから始めようとしている個人の方や副業でやってみようと考えている方たちを対象にしてみます。
物販ビジネスの新規参入者が辞める割合
なにかを新しいことを始めた場合の継続する割合を数値としてだしてみます。
これは、どの業界でもだいたい同じ数値になります。
100人の新規参入者がいた場合、3か月後に継続している人は30%ほどです。
そして1年後にはその中からさらに30%しか残りません。
現在 | 3か月後 | 1年後 |
100人 | 30人 | 10人 |
1年後には、おおよそ10人しか残っていません。
そうなのです。1年経過後に継続している人が10人に対して辞めてしまう人が90人もいます。
ここから分かるように、必然的にその大多数である90人の意見が広がることになります。
その90人の人たちが、稼げず辞めてしまったために、「稼げない。やめた方がいい」というような情報が多く蔓延することがとても多く感じます。
【なぜ】興味はあるけどやらない人たちの原因や理由は?
やらない理由を作る
これまで個人・企業のコンサル、またEC塾などで初心者や中級者の方たちをたくさん見てきた中で、ECに興味があり筆者に「話を聞きたい」と何人もの方が相談に訪れたこともあります。
しかし興味本位だけで話を聞きに来る人の大半は「やらない」です。
こちらの話を聞いて終わりにしてしまいます。
やらない人の共通点はやらない理由を自分自身で作り上げてしまうことです。
最近会った人の例です。
自分でいろいろ調べているみたいですね。
まずは始めてみたらどうですか?
そうなのですが。
最初にリスクをとるのが少し怖いんですよね・・
このようにやらない理由を作り上げます。
せっかく興味を持ったのに、ネガティブな理由を作り上げて行動しないのは非常に勿体ないです。
リスクを取ることに対して極端に恐れる
当然ビジネスですので、必ず儲かるなんてことはありません。
しかしリスクを取ることに恐れる人は、少しの損も許せないのかもしれません。
売上がまったくない状態で先にお金を使うことになるので気持ちは分かります。
ですので、計算されたリスクだけを自分の許容範囲の中で取る。こういった考え方もできるはずです。
使ったお金がすべて無くなるということは、ほぼありません。
筆者は10年運営してきて、仕入れたものがまったく売れかったということは一度もありません。
販売を継続していく途中で、
意外と利益がでなかったもの・思ったほど需要がなかったもの。
このようなことは当然あります。ですのでそのような商材からは撤退したことはあります。
そんなことは当たり前に誰でもあります。
リリースしたものすべてがヒット商品になりウハウハなんて人はいないと思いますが、いたら商売の天才です。
すぐに結果がでない
辞めてしまう原因として、すぐに結果がでないことも考えられます。
逆に根気よく続けられる人というのは「やり方が間違っている可能性があるから今度はこうしてみよう」と試行錯誤を繰り返す傾向があります。
誰でも簡単に売上と利益がでるようなものでもありません。
大切なのは「継続する力と試行錯誤する努力」です。
努力は必ずしも報われるものではない。という言葉がありますが正しくは
「方向性が間違った努力は報われない」であると思います。
努力の道筋を間違ってしまうと思わぬ方向にいってしまうこともよくあります。
どうしたらいいのか?モノを売るという考え方
筆者もそうですが、商品販売の運営していく中で特別な技術や能力は必要ではないと考えてます。
単純な物販であれば、あまり知識もなく売上はあげることができるはずです。
オリジナル商品・自社商品として運営していく場合は多少の知識や経験が必要になってきます。
テクニック的なことも必要な場合もありますが、大前提とする販売に対する基本的なことは5年や10年の短いスパンで簡単に変化するものではありません。
テクニックで通用すること、というのは限界があり、長い期間通用するものでもありません。
「こうすれば検索順位が上がる」というSEO対策のテクニック的なものがあった時期もありましたが、当然それに対抗して媒体側も進化していきます。
どのように進化していくのかというと、「エンドユーザーに最適なものを提供しているか」ということを最優先にしています。
最終的にはエンドユーザーを第一に優先することを目的にしています。
これに関しては別の記事で書くつもりですがビジネスの本質として、実はお客さんにモノを売っているだけではなく価値の提供をしている、ことを理解する必要があります。
販売の大原則である基本的なことは昔も今もほとんど変わることはないため、その基本を忠実に学びそして実践し、繰り返し試行錯誤する必要があります。
物事に対しての熱量を維持する方法
事業・ビジネスを始めるときの熱量は結構重要です。
筆者の場合は当時の現状を「なんとしてでも変えてやる!」という強い意志を持っていました。
反対に現状がなんとかなってしまっている場合は「ま。最悪は別にこのままでもいいかな」と考えてしまうことが多いはずです。
またその熱量を熱いまま継続させていくこともなかなか難しいです。
なので熱量を維持していく方法として、常に情報をインプットしていくことをおすすめします。
ビジネスだけのことでなくてもいいですが書籍を読むというのは非常に効果的な手段の一つです。
ネット上にある情報でもいいですが、本を読む習慣が意外と有効です。
本を読んでいると、その情報が常に頭のなかにあるような状態で不思議と継続する力もつきます。
まとめ
なにか新しいこと(事業・副業)を始めてそれを継続する人の割合というのは異常なほど少ないです。
それが「稼げない」というネガティブなイメージが蔓延する原因の一つでした。
まったく成果がでないと、そのようなイメージを持つことはある意味では仕方がないです。
ですので自分なりの熱量を維持する方法を見つけ、継続する力を持つことが大切です。
日本を代表するような大企業を作りたいという人以外は、特別な能力や技術などは必要ありません。
第二の孫正義になりたいのであれば参考にはならないかもしれませんが、そうでなければ誰にでもチャンスはあります。
是非参考にしてみてください。
今回は以上です。