ネットショップ運営で成功への道となる商材選び【何を売る?】

ネットショップ運営何を売る? ビジネス
この記事を書いた人
ていゆう

・EC事業の経営者
・EC企業を2社設立
・年商1億5000万円を4年間継続
・現在はブログを書いてます

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せっかく新商品をリリースしたのに思うように売上が伸びない。。

頑張っているんだけど、どうもこの商品はうまくいかない。

どうしたらいいのだろう?

あらゆるネットビジネスがある中でネットショップを選択し、いざ開業したものの、なかなか思うように売り上げが伸びないことはありませんか?

もしかしたらスタートする時点ですこしズレがあったり間違っていたりしているかもしれません。

特に商材選びでその後の運営が大きく変わってしまうことがあります。

今回はその商材の選定基準を、運営歴10年の筆者が体験談と合わせて解説していきます。

ネットショップ運営で大切な商材選定

商材選定時の市場調査・ライバル調査の重要性

商材を選定する時に、それと同時にその商材の市場調査とライバル調査は必ず必要になります。

この商材選定ですが、店舗運営していく中で1番重要かもしれません。

市場規模がどのくらいあるのか、そして既存のライバルたちに勝てる見込みがあるのかを分析する必要があります。

市場規模の調査

市場調査ではまず、その商品の全体的な市場規模を知ることが大切です。

例としてはベンチマーク商品を1つ選び、その商品の年間売上金額が分かるのが1番いいです。

ですが、すでにモール出店していれば分かる方法もありますが、開業時はそれがわかる手段が乏しいです。

なのでGoogleトレンドやキーワードプランナーでなどでその商品のビッグキーワードを打ち込み、だいたいの予測はつけてみましょう。

既存ライバルの調査

既存ライバルに勝てる見込みがあるかどうかの調査です。

判断例の1つに、ライバル店舗が同類商品の複数展開をしている上でその1社がそのシェアを占めてしまっている場合は手を出さない方がいいです。

特に1社がシェアの70%を取っているなら、踏み込むべきではありません。

そして85%以上のシェアを占めていると、今度はその市場自体が縮小する可能性があります。これは1社が独占することによって価格競争がなくなることや、新しい技術をもった新製品の登場が出にくくなることによって起きる現象です。

ですので開業時に関しては、1つの商材にこだわらずに、最初はさまざまな商材を扱ってみるのがいいでしょう。

商材選定時で自分の好きなものを売る

自分が好きなもの、例えばペットを飼っていたとして、ペットアイテムの好きが高じて販売するようなパターン。

良いと思います。

嫌いなものを売るより全然いいです。

こんなペットアイテムがあれば、もっといいのになあ。と、それを自分で販売してしまうくらい好きであればそれは最終的には顧客に伝わります。

ただし理由が好きというだけでその商材を選ぶのは危険です。

前述したように、その商材の市場規模とライバルのほうが重要ですので、好きな商材の上で市場とライバル調査もOKであれば少しずつ試しながら販売してみましょう。

商材選定でトレンドは追わない方がいい

一時的なブームで爆発的に需要が高まるモノはいろいろあります。

そのブームに乗ろうと、急いで準備してさあ商品販売しましょう!となった時にいきなりブームが下火になることはよくあります。

また当然ですが他社も同じことを考えます。

その結果あっという間に価格崩壊が起こり、大量の在庫を抱えてしまっては意味がありません。

筆者はトレンドを追うことは無かったですが、取り扱い商品がたまたま特需になり売上が爆発したことが何度もあります。

一見美味しいように思えますが、その数か月後にライバルがワンサカ増えてしまい安定して販売できていたものが価格競争に巻き込まれるようなこともありました。

元々先発として販売していてもそんなですから、後発でトレンドを追ってもリスクが大きいです。

ニッチな商品のメリットとデメリット

ニッチ商品のデメリット

ニッチ商品のデメリットは市場規模はあまり大きくないことです。

規模が大きくないということは全体的な売上が大きい数字になりずらいです。

そして参入してから結果が出るのに期間が長くなる場合が多いです。

ニッチ商品のメリット

大手のライバルが参入してこないです。

資本を持っている店舗は市場規模が大きいところを率先して狙ってくるので、わざわざ規模が小さい市場には基本的には来ません。

そしてニッチで市場規模があまり大きくない場合、その市場でナンバー1になることができると安定度が一気に増します。

結果が出る期間が長い代わりに結果がいい方向にでてしまえば、その後の運営がとても力強いものになります。

ですがあまりにもニッチ過ぎると、それはそれで経営が難しくなりますのでどちらにせよ事前の市場調査が大切です。

商品選定後の販売

販売テクニックはあとでいい。まずは基本から

WEB販売に関して、大筋の基本があります。

その基本を学ぶ前からテクニック的な事に注力するのはやめましょう。

運営していく中で徐々に知識を付けていく中で、テクニックのみでどうにかなってしまうこともありますが、長続きしません。

まずは基本を学び、着実に力を付けていくことをおすすめします

オリジナリティを出す

商品を出品し安定して販売を継続させていくには、同じような商品が並ぶ中で、お客様に自社商品を選んでもらう必要があります。

自社商品を選んでもらう理由や、商品の独自性を謳い、それをきちんとランディングページで説明しなければなりません。

コンテンツの充実を図るのです。

そうでなければ隣に並んでいる安価なライバル商品にお客様は手を伸ばします。

いい意味で真似から入るのは否定しません。実際に筆者も参考になるものは真似してきました。

重要なのは、そこにプラスαで自分のオリジナル性をいれるかどうかが鍵です。

世界的に画期的な新技術を持ったような商品をリリースするわけではないですよね?

そうすると当然後発になるので、ただの真似だと先発組のライバルに、いつまでたっても先を越されます。

いいところは真似して、さらに自分のオリジナリティを商品に追加して独自性を持った商品を作ることが大切です。

1度きりの成功事例にすがるのは良くない

運やタイミングが良く、失敗無しでたまたま上手くいってしまうことがあります。

その成功体験の原因が分からないと、同じ手法で再度試みたときに大抵失敗します。

運とタイミングが良かっただけ。と、いうことを理解せずに「自分の実力だ」と過信してしまうことは良くありません。

自分が体験した成功例の原因を理解することが大切です。

継続的に安定した運営をするためには

長く運営してきた人であれば、1度くらいは爆発的に売上が伸びた実績を持っていることが多いです。

その時に、どうような思考でどのように動くかでその店舗の今後が決まります。

僕も経験がありますが、運良く世の中の情勢の影響で売上が爆発したことがありました。

今から考えれば運の要素が大きかったですが、その時は自分の実力だとすこしだけ調子に乗りました。

そんな時に、「いや、これは今がたまたま運がいいだけだ。いいことは長くは続かない」と自制の念を込めるのが大切だと知りました。

ネットショップ運営だけでなく、すべてのビジネスでも同様のことが言えるはずです。

なので上手く行ったと感じた時にはさらに違う新しいことへの取り組みをして、またうまく行かなかったときは、その失敗を糧に試行錯誤を繰り返せばいいのです。

その上で継続していくことが一番大切です。

もしご質問があればお問い合わせフォームからご連絡ください。

今回は以上です。

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